アマチュアイラストレーターがマイクロソフトペイントで描いた美麗コミック

パット・ハインズさんは病院の夜間受付として働く34歳の男性。

深夜の勤務中の時間潰しに彼が始めた趣味、それはパソコンを使ってイラストを描くことだった。

そんな彼が使っているツールはお馴染みのAdobePhotoshopではなく、Microsoftペイントである。


パーソナルコンピュータ黎明期は使っている人も多かったペイントも、手間も時間もかかることから、フォトショップのようなより高度なソフトウェアが登場すると、多くのデジタル世代のアーティストがそちらへ流れていった。

そんな時代の流れに取り残され、今もなおペイントを愛用し続けるイラストレーターも少なくない。ハインズさんもその一人だ。

「ペイントの簡潔さや制約は私が楽しむのにちょうどいいのです。複雑なプログラムを使わずに、見栄えの良いものを創ることができる点を気に入っています。」


12年前に、ペイントを使い始めたというハインズさん。当初は落書きの域を出なかったが、ペイントを使いこなすようになるにつれて徐々に上達していき、現在はすっかり独自のスタイルを編み出したようだ。


といってもペイントでの作業は時間がかかる。1枚仕上げるためにはカートゥーン調のもので1週間、フォトリアルなものなら3週間はかかるという。


ハインズさんもこれまで何度かフォトショップやGIMPを試したものの、結局ペイントが恋しくなり戻ってきてしまうらしい。


ハインズさんによると、「一つのピクセルが作品全体の違いを生み出すこと」こそ、ペイントおいて最も重要なことだそうだ。



最近彼は自身の作品を初めて電子出版した。タイトルは「Camp Redblood And The Essential Revenge」。

[via]Pat’s Old-school Art with Microsoft Paint/captainredblood